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■ 学習情報通信メルマガ第80号 |
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第80号 学習情報通信メルマガ
【 2025年6月3日発行 】
公益財団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp/
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<学びの未来を創造するための情報ツール>
「学習情報通信」は、学びの未来を創造するため、最新の教育動向・情報をまとめた情報ツールです。
従来の「学情研メルマガ」と併せてご活用ください。
※本メルマガは学情研メルマガの登録者へお送りしています。
※ noteでより多くの情報を毎週発刊しています。
▼ミラコン通信
https://note.com/miracon_2018/
今週号テーマ:教育現場デジタル化の行方
<INDEX>
【1】学情研からのお知らせ
▼未来の学習コンテンツEX2025 オンラインセミナー
前田康裕先生と学ぶ「学ぶってどんなこと?」「学びをまなぶ」Webサイトの紹介
子どもの思考の広がりと探究心、そして教科の枠組み
・日時:6月9日(月)18:00〜19:30 (オンライン)
・参加費:無料
・講師:前田康裕(熊本大学)
森下耕治(光村図書出版株式会社)
▼お申し込みはこちら▼
https://peatix.com/event/4415865/view
1.学びとは「、何かをすることで何かに気づいて、そして自分が変わること」そのこころは?
2.自分で考えることは大事なこと?
3.しなければならない勉強と、自分で取り組みたい学びはどっちが大事?
4.「学びをまなぶ」ことの楽しさとは?
・サイトのアドレス
https://mitsumura-edulab.org/
■未来の学習コンテンツEX2025 対面セミナー
「AIの教育利用によるリテラシー(読み・書き)の育成」
<セミナー内容>
AIを教育現場で活用するためのテスト開発、オンライン教材及び論文作成、添削、評価システムなど、
コンテンツ開発現場に携わった先生による「未来の学習コンテンツ」セミナーです。
会場では実際のテスト、教材、コンテンツの体験・紹介を行います。
【開催概要】
・日時:2025年6月28日(土)14時ー17時
・会場:早稲田大学 戸山キャンパス(対面開催)
・参加費:無料
・対象:教育に関心のあるすべての方
・人数: 100名
▼お申し込みはこちら▼
https://miracon2025-2.peatix.com/view
<プログラム>
・14時−15時:AIを使った論文作成支援と論文添削
講師:澤井進(岐阜女子大学)
AIを活用した論文作成、添削システム及びAIによる評価の実例を紹介します。
・15時ー16時:AIを活用した試験監視システムと語学教材
講師:楊達(早稲田大学)
オンラインテストの実例とAIによるテスト実施時の監視システムの紹介をします。
・16時ー17時 日本語リテラシーを育成するオンライン教材
講師:難波俊樹(東京富士大学)他
AI時代における「日本語リテラシー」の育成を目指したコンテンツとオンライン学習システムの紹介をします。
https://miracon2025-2.peatix.com/view
▼未来の学習コンテンツEX2025
テーマ「生成AIの教育利用 ー 未来へ学びをつなぐ、AI活用の今とこれからー 」
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
・日時:2025年8月4日(月)
・会場:東京富士大学(東京都新宿区)5号館
・参加費: @ 無 料
A 2,000円 (学習情報研究誌5・7月号:講演者記事掲載号付)
・<プログラム>
基調講演1:AI技術を活用した、新しい“食体験”の創造(案) 宮下芳明(明治大学)
基調講演2:生成AIを活用した深い学びの実現に向けて(案) 益川弘如(青山学院大学)
シンポジウム:生成AIを活用する教育現場
体験セミナー:「食と教育」
セミナー:AIデジタル教科書の今とこれから(出版社)
セミナー:生成AIを授業で導入する試み(自治体)
セミナー:AI社会に向けた探究学習(社団法人)
セミナー:AI世代の言語運用能力(NPO、研究会)
セミナー:未来に向けた学校運営
そのほかコンテンツ体験、ワークショップなど多彩なプログラムを企画中です。
・<参加申し込み>:学校・教育団体/協賛企業
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
※個人申し込みサイトは準備中です。
▼【6/11開催】文化庁次長・兵庫教育大学客員教授 合田 哲雄 氏「デジタル・学び・デモクラシー −水曜サロン第100回記念に寄せて−」(第7期第9回 通算第100回)(ICT CONNECT 21からご案内)
「デジタル・学び・デモクラシー −水曜サロン第100回記念に寄せて−」
■日時 :2025年06月11日(水)18:00〜19:00
■形式 :オンライン(Zoomを利用します)
■講師 :合田 哲雄 氏(文化庁次長・兵庫教育大学客員教授)
■概要
デジタル化は私たちの生活や社会のあり方に大きな変革をもたらしています。対話や思考が深まったり拡張したりと可能性が大きく広がる一方で、分断や対立が深まり立憲主義に基づくデモクラシーが揺らいでいるのも事実です。現在行われている中央教育審議会における学習指導要領の次期改訂に関する構想力のある議論は、子どもたちの学びの転換の道筋を示しています。そのようななか第100回記念を迎えるICT CONNECT21の水曜サロンにおいて、「デジタル・学び・デモクラシー」をテーマに考えてみたいと思います。
▼下記フォームより受け付けます。
https://i.r.cbz.jp/cc/pl/ydnb7677/u0kvkrg8lxru/v0f17s2i/
※一般社団法人 ICT CONNECT21会員以外の方もご参加いただけます。
※参加申込締切:2025年06月11日(水)17:00
※事前質問締切:2025年06月09日(月)23:59
皆さま奮ってご質問・ご参加ください!
【2】Pick Up教育情報/コンテンツ・サービス/イベント
▼デジタル教科書の行方【1】 次期学習指導要領とデータ連係へ
▼教育DXの焦点【2】 次期学習指導要領は情報活用能力の系統的育成と探究的な学びの強化へ向かう
▼「教科書制度のデジタル化」を考えていくときが来た――堀田龍也氏インタビュー
▼教科書のデジタル化で視力が低下するのか――デジタル教科書を巡る疑問と誤解に答える(4)
▼AIとの共創で切り拓く未来社会(株式会社三菱総合研究所)
【3】学情研の書籍・コンテンツ
▼「学習情報研究」5月号
<特集>
・GIGAスクール第二期における「情報活用能力」
・メディア・リテラシー教育
https://gakujoken.or.jp/ghp/gakujyoushi2025-05/
【4】調査/研究/報告/
▼「諸外国の教育統計」令和7(2025)年版
▼小中学生の約4割が勉強や宿題にAIを活用!学習時の補助として、問題の解説や宿題の丸付けなどに利用
▼中学校・高校教員60人が回答!学校の「英語教育での生成AI活用」に関する調査
【5】事務局からのお知らせ
▼会員募集
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【1】 学情研からのお知らせ
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▼未来の学習コンテンツのご案内
・未来の学習コンテンツEX2025
https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
・日本語リーディングリテラシー研究会
https://sites.google.com/view/jrlt2020/
・まなびをつくるまなびをつなぐ
https://cilo-j.org/
・企業活動と全国の中学校・高校の授業をメタバースでつなぐ
「PMY Academy」2025年4月開校【無償サービス】
https://www.jtbbwt.com/education/service/solution/jh/in-school-program/teaching-materials/pmy-academy/
・「学びをまなぶ」Webサイト
https://mitsumura-edulab.org/
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【2】 Pick Up教育情報
(主に学情研関係団体・関係者の情報・イベント、サービスを紹介いたします)
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<<最新教育情報>>
▼デジタル教科書の行方【1】 次期学習指導要領とデータ連係へ
学習者用デジタル教科書を正式な教科書と認める国の方針が明らかになった。
「デジタルの教科書なんてとんでもない」という反対の声が上がるが、単なる媒体の変更ではなく、
「学校教育を支える学習基盤のデジタル化」という流れの中で教科書の在り方を捉え直す時期だ。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/051700623/
デジタル教科書の行方【2】 意外に知らないデジタル教科書の実像
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/051700624/
▼教育DXの焦点【2】 次期学習指導要領は情報活用能力の系統的育成と探究的な学びの強化へ向かう
中央教育審議会(中教審)は、初等中等教育分科会教育課程部会において次期学習指導要領に向けた議論を進めている。
2025年5月12日の第7回、5月22日の第8回では、質の高い探究的な学びの実現と情報活用能力との一体的な充実について集中的に議論した。
中心の議題は、小中学校・高等学校を通じた情報活用能力の抜本的な向上策と、情報モラルやメディアリテラシーの育成強化だ。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/052900631/
▼「教科書制度のデジタル化」を考えていくときが来た――堀田龍也氏インタビュー
既に次の学習指導要領に向けた議論が中教審で始まっています。10年間使われる学習指導要領のため、学びを支えるデジタル学習基盤はどうあるべきかという大きな話の中で、教科書のデジタル化について議論しています。
教えるための教科書から自ら学ぶ教科書へ
社会全体がデジタル化していく中、教科書が果たすべき役割も変化を迫られています。これまでの教科書は、どちらかといえば先生が授業で教えるためのものでした。先生が「ここを読みなさい」と指示しながら、授業を進めていく道具としての性格が強かったわけです。しかし、これからは子供たちが自ら使い、学ぶための教科書としての性格を強めていく必要があります。これまで紙でしか存在しなかった教科書がデジタル化されることで、メタデータの埋め込みやリンクの設置、ほかの教材との連携、さらには学習者の状況に応じて適切なコンテンツを選択できるといった進化を期待できます。
子供たちが教科書から必要な情報を取り出し、教科書以外の情報と組み合わせて、自分なりの理解を広げたり、深めたりしていく。そういった学びのプロセスでは子供同士が持っている情報にずれが生じ、それが対話や議論につながっていきます。つまり、個別の学びと協働的な学びが自然に結び付いていくのです。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/051700622/
▼教科書のデジタル化で視力が低下するのか――デジタル教科書を巡る疑問と誤解に答える(4)
教科書のデジタル化を巡っては、さまざまな誤解がある。それらを検証するシリーズの4回目は、「デジタル教科書になると、子供たちは端末の画面ばかり見て視力が低下する」という懸念について考える。
スマホやパソコンなど、ディスプレイ(画面)付きのデジタル機器を使う際、視力や姿勢などの健康面に配慮する必要があるのは間違いない。
だが、デジタル教科書と子供たちの視力低下を結び付けるロジックには無理がある。
第1に、授業中に子供たちが教科書を読む時間は長くない。現場の教員たちは、紙にせよデジタルにせよ「ずっと教科書を読んでいる授業はないし、もしあったとすれば、それは良くない授業だ」と、口をそろえて指摘する。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/051700627/
▼スウェーデンに見る社会課題解決
教育現場のデジタル化(1)
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2025/0bfb968e19ca9960.html
▼AIとの共創で切り拓く未来社会(株式会社三菱総合研究所)
本提言の概要と構成
世界の潮流と日本の現状と課題を踏まえ、3つの処方箋を提示します。処方箋では、すべての人材がAIを相棒に活躍の場を広げる、日本が有する強みとデジタルを掛け合わせることで産業競争力を高める、さらに医療・介護や社会インフラなど公共分野の生産性を大きく向上することを目指します。同時に、こうした変革に伴う負の影響を抑えつつ、次世代に持続可能な社会を引き継ぐための制度や仕組みの見直しが不可欠です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000050210.html
▼オードリー・タン氏が日本の教育現場の大きな課題、AIとの関わり方に言及「学生たちにはAIと戦ってほしくない。電卓と同じように使ってほしい」
例えば、「今、日本の教育現場ではAIとどう向き合うのかという問いが生まれている。公教育の現場で子どもたちとこの問題をどう一緒に考え、何を学んでいく必要があるのか?」という質問に対し、オードリー・タン氏は「子どもたちがAIを使ってリポートを書く方法を学べば、彼らがAIに取り替えられることはない。なぜなら彼らが異なる視点を一緒に提供できるから。集団的知性はとても強みになる。学生たちにはAIと戦ってほしくない。AIを電卓と同じように使ってほしい」と回答。
https://s.mxtv.jp/tokyomxplus/mx/article/202505260650/detail/
▼AI技術の開発・活用を推進、悪用事業者は国に調査権 初の法整備
人工知能(AI)の開発促進と安全確保の両立をめざす「AI関連技術の研究開発・活用推進法」が28日の参院本会議で可決、成立した。利活用の推進や国際競争力の向上を盛り込んだ。AIを使った人権侵害などのリスクを抑制するため、国が調査し事業者に是正を促すともうたった。
AIの開発促進や規制に関して日本が国内法を整備したのは初めて。司令塔として全閣僚で構成し首相が本部長を務めるAI戦略本部を設ける。研究開発を進める基本計画を策定する。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA270UW0X20C25A5000000/
AIのリスクに対応し研究開発や活用を推進 新たな法律が成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250528/k10014818901000.html
▼生成AIで大学がオワコン化?巧妙化する教員vs学生のだまし合い、慶応大教員「コピペ対策」が問うた大学教育の意味
京都大学・飯吉透教授に聞く
「生成AI『コピペ』対策が面白い」としてXで話題になった授業がある。慶応義塾大学総合政策学部の1年生を対象にした必修科目の「総合政策学」だ。担当教員が配布資料に授業の中身に無関係の『文明論之概略』の文言を白色フォントなど目視では確認できない形で挿入。学生が配布資料を生成AIに学習させると、授業に無関係でトンチンカンなレポートを書いてくる、という仕掛けを施したと見られる。生成AIの活用に関しては高等教育界で賛否が分かれている。先端技術の教育利用が専門の京都大学・飯吉透教授はこの問題をどのように捉えているのだろうか。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/88587
▼「機会を与えて能力を身につけさせて格差を埋めよう」という論理の落とし穴〜教育格差や体験格差と向き合う
格差を能力によって埋めさせようとする論理の危険性
勅使川原 二一世紀になったころから学習指導要領に人間力とか生きる力とか広い概念が加わるようになり、一般化されました。さらに現在は、学校に限らず広く社会において、「○○力」みたいな新しい能力の概念が次から次へと生み出され、どうやったらそれを個人にインストールできるのかが、労働市場においても教育においても延々と議論されています。
各能力を測定し強化する必要があるので、そのためのテストや研修が開発され、商品化されます。テストの結果にもとづいて、あなたは「○○力」が低いからそこを強化しましょうといって、研修を受けさせられます。
おおた いわゆる「ハイパー・メリトクラシー」ですね。かつてのシンプルな学歴社会では、良くも悪くも勉強だけしていればよかった。でもいまは、高学歴は当たり前で、さらに英語もプログラミングも音楽もアートもできなきゃいけない。
非認知能力なんて言葉はその最たるものです。もともと、社会でうまく生きていくためにはペーパーテストでは測定できないなんらかの能力が必要だという程度の意味でしかないのに、「それって何? どこで手に入るの?」と言わんばかりのブームになりました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fa0facb8bbb940680d03bfde53309dd69ed063a2
▼4万3000人が利用、"学校ではない"「通信制サポート校」を選ぶうえで注意すべきこと
いまだ「学校であるかのような広告宣伝」も散見
通信制高校に通う生徒に対して、学習面や生活面での支援を行う、通称「通信制サポート校」。今春もベネッセ高等学院やNTTe-Sports高等学院など大手企業の参入が相次ぎ、数を増やし続けている。不登校や高校中退を経験した生徒たちの学びの場として社会的重要性を増す一方で、「学校ではない」という法的位置づけと「学校のように機能している」という実態の間にはギャップがある。愛知学院大学准教授の内田康弘氏に、サポート校が抱える課題や、保護者・生徒が知っておきたい選択のポイントについて聞いた。
https://toyokeizai.net/articles/-/880287
▼科学研究、AI応用が広がる…日本に活路はあるのか
https://newswitch.jp/p/45864
▼日本人の英語「わかりやすい」と外国人は評価するのに自信が持てない理由は
「知っている」と「使える」は全然違う
日本人は、学校でかなりの時間を英語学習に費やしているのに、なかなか英語をうまく使いこなせるようにならないと言われます。
森教授はその理由として、「学習の悪循環」を挙げました。
日本の学校での英語教育は、文法・読解が間違っていないかを筆記テストで評価されることが多いです。しかし、たとえ難しい文法や単語を覚えたとしても、それらを会話で使う機会はなかなかありません。そのため、勉強した時間のわりに英語力が伸びないと感じ、英語学習が嫌いになってしまうといいます。特に中学・高校の間は、この「伸びない英語」をテストのたびに勉強しなければならず、さらに英語が嫌いになるという悪循環に陥ってしまう場合があるのです。
https://www.yomiuri.co.jp/otekomachi/20250523-OYT8T50025/
▼芸人9組登場の“面白い教科書” M―1元プロデューサーが発案「一校でも多く採用してほしい」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/05/27/kiji/20250526s00041000407000c.html
▼4月スタート「高校授業料の無償化」でさらに大きな教育格差が生まれる?
高校授業料の無償化は教育格差是正につながるのか
窪田:今年の4月から高校授業料の無償化がスタートしました。公立校では今年度から、私立校では来年度から実質無償化されますが、この制度について中室先生はどう思われますか?
中室:教育費負担は大きいため、高校授業料の無償化を求める声が大きいことは理解できます。私も子育て世代の負担を軽減していくことには総論としては賛成です。しかし、高校授業料の無償化は、細部に至る制度設計こそがその成否を決めると言っても過言ではないと思います。
https://toyokeizai.net/articles/-/875711
▼名門女子大も淘汰の危機!少子化だけが原因なのか、定員割れ大学に必要な根本的打開策
「京都名門女子大」突然の募集停止に大きな衝撃
【表1】 収容定員充足率70%未満の私立女子大学 (2024年度)
「女子大だから」学生募集に苦戦するのか?
【表2】 収容定員充足率100%超の私立女子大学 (2024年度)
「偏差値の低い大学が消える」という認識違い
https://diamond.jp/educate/articles/entrance_exam/400256/
▼今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
<関東の低ランク私大では学生が定員の60%に満たない学部が続出している>
18歳人口の減少により、経営が苦しい大学が増えている。全国の私立大学のうち、入学定員充足率が100%に満たない、すなわち定員割れを起こしている大学の割合を見ると、1990年では4.1%だったが2024年では59.2%にもなっている(日本私立学校振興・共済事業団)。今では、私大の6割が定員割れだ。
廃校に追い込まれる大学も出てきている。1カ月ほど前、京都ノートルダム女子大学が学生募集停止を発表したが、この大学はどれほどの苦境にあったか。昨年春の定員充足率を学部別に見ると、国際言語文化学部が51.1%、現代人間学部が56.4%(旺文社『大学の真の実力2025』)。定員の半分しか学生が集まらず、かなり苦しかったことがうかがえる。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2025/05/553286.php
▼【大学入試が激変】評定オール5でも学力不明? 推薦入試で起きている「評定平均値崩壊」
「評定平均値オール5だからといって、もはや学力が高いとは評価できなくなってきている」。
これは、ある最難関大学の関係者も証言する、今の大学入試の現実です。
では、なぜこのように評定平均値が信用されなくなってしまったのか、そして受験生は今後どう対策すべきなのか? 『大学受験 活動実績はゼロでいい 推薦入試の合格法』(杉浦由美子著)から、大学側が直面する「評定平均値インフレ」の実態と、推薦入試で合格を掴むために本当に必要な対策ポイントをご紹介します。
https://allabout.co.jp/gm/gc/511125/
▼国内2カ所目、Amazonが手掛けるSTEM教育支援スペースが相模原市立弥栄中学校に誕生
相模原市立弥栄中学校「Amazon Think Big Space」寄贈式&公開授業レポート
GIGAスクール構想によって児童生徒一人ひとりが自分の端末を持つことになり、従来のコンピュータ教室が「アクティブラーニング教室」などに転換されるケースが増えている。そうした中、神奈川県相模原市立弥栄中学校に「Amazon Think Big Space(以下、Think Big Space)」が開設された。このスペースはコンピュータ教室を改装し、地域コミュニティによるSTEM教育を支援するためのスペースとして、アマゾン(以下、Amazon)が開設したもの。本稿では、5月20日に行われた寄贈式と公開授業の模様をお伝えする。
https://edtechzine.jp/article/detail/12533
<<コンテンツ・サービス>>
▼NHK技研、番組制作支援向け生成AIを開発。約40年分のニュース学習で回答精度向上
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2017103.html
▼学びが冒険になる!子ども向けオンライン学習空間
「STUDYVERSE」の事前登録受付を開始
https://www.atpress.ne.jp/news/434718
▼高校生10,000人に無償で書籍の探究教材配布開始。
企業のストーリーから未来を考えるエデュテイメント教材「未来の翼プロジェクト」発足。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000082749.html
▼光村教育図書、小学校向けデジタル教材「トモプラ」の無償トライアルを提供
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/2017904.html
▼UNESCO Education Newsletter -May 2025
https://unesco-sdgs.mext.go.jp/8336
▼「地域とつくる未来の学び」──環境美化教育優良校×社会に開かれた教育実践奨励賞 同時受賞校の連携実践を分析結果を、こども環境学会で発表
〜地域課題・資源を活かした教育の好事例とその成功要因を明らかに〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000114657.html
▼東急、目黒区立中学校で探究学習の授業支援〜「未来の自分たちのまちをデザインする」授業を展開
https://www.kknews.co.jp/news/20250601o01
▼EDIX東京2025:ICTソリューションを活用した次世代教育への挑戦【講演リポート編_前編】
https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/202505/edixtokyo2025-seminar-firstpart/
EDIX東京2025:ICTソリューションを活用した次世代教育への挑戦【講演リポート編_後編】
https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/202505/edixtokyo2025-seminar-latterpart/
<<イベント>>
▼NEW EDUCATION EXPO 2025
学びの未来を、共に拓く。
東京:2025/6/5(木)・6(金)・7(土)
9:30〜18:00
TFTビル(東京ファッションタウン)
大阪:025/6/13(金)・14(土)
9:30〜18:00
OMM(大阪マーチャンダイズ・マート)
https://edu-expo.org/
▼STEAMersFES2025 教育とSTEAMを楽しむフェスティバル
開催日時 2025年6月7日 18:00 〜 2025年6月7日 22:00
定員 50名
会費 3,500円
場所 東京都千代田区神田3−9−5 鉄鋼新聞ビル5階
https://senseiportal.com/events/85878
▼社会に浸透するAIとインターネット
Interop Tokyo
幕張メッセ6.11(水)〜6.13(金)
https://www.interop.jp/
「教育AIサミット 2025」
https://www.interop.jp/2025/exhibition/educationai/
▼多文化共生とイノベーションの発見
〜これからの日本をどのようにつくるか〜
2025年6月15日(日)開催
https://www.hitachi-zaidan.org/activities/inclusivesociety/topics/2503001.html
▼AI時代・少子高齢化時代の教育・教員・教材を考える
日付: 2025年06月16日(月)
https://www.u-gakugei.ac.jp/pickup-news/2025/05/ai-5.html
▼「GIGAスクール構想 デジタルの力でリアルな学びを支えるには」
文部科学省初等中等教育局・寺島史朗氏登壇セミナー開催、お申し込みは6月18日まで
開催日程:2025年6月19日(木)19:00〜20:00
開催形式:オンラインライブ配信
参加費:無料(事前申込制)
https://toyokeizai.net/articles/-/875977
▼6/21株式会社COMPASS「NEXT GIGAの『個別最適な学び』と『校務DX』」を考えるイベントをオンラインで開催
〜デジタル庁・豊田市・奈良市・東明館学園・SasaeLが登壇〜
https://qubena.com/blog/pr-20250527
▼教育の未来を創造する夏フェス型カンファレンス
「EDUVISION 2025 -未来の教育を創造する-」を6月28日(土)初開催、参加申し込み受付開始
https://edu-vision.jp/
<開催概要>
イベント名:EDUVISION 2025 - 未来の教育を創造する -
日時:2025年6月28日(土)10:30〜17:00
会場:御茶ノ水ソラシティホール(JR御茶ノ水駅より徒歩1分)
参加方法:リアル開催/LIVE配信 ※参加費無料(事前申込制)
URL https://edu-vision.jp/
定員:リアル参加/600名、LIVE配信400名 (予定)
内容:講演13本、クロストーク2本、協賛企業プレゼン8本(予定)
公式HP:https://edu-vision.jp/
公式Youtubeチャンネル:www.youtube.com/@英語王Channel
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000315.000029370.html
▼「未来の先生フォーラム2025」開催決定!教育現場の「最新トレンド」と「解決ヒント」を学ぶ
朝日新聞社は、教員や教育業界関係者が集まるイベント「未来の先生フォーラム2025」を、今年も開催します。
オンラインは7月28日(月)から8月1日(金)の5日間、
リアル開催は桜美林大学新宿キャンパス(東京都新宿区)で9月15日(日)・16日(月・祝)の2日間で開催します。
https://www.asahi.com/sensei-connect/articles/15694526
https://mirai-sensei.info/
▼「第10回関西教育ICT展」
「DXで推進する みらいの教育」
[会 期]2025年8月7日(木)〜8日(金) 10:00〜17:00
[会 場]インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)
http://kyouikuict.jp/
▼日本教育学会第84回大会
2025年8月23日(土)、25日(月)、26日(火)
対面とオンラインによるハイフレックス方式
<対面会場> 上智大学四谷キャンパス
https://jera-taikai.jp/
▼日本教育工学会 2025年秋季全国大会
大会期間:2025年9月27日(土)〜28日(日)
会場:ウィンクあいち
https://www.jset.gr.jp/taikai47/index.html
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【3】学情研の書籍・コンテンツ
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▼「学習情報研究」5月号
<特集>
・GIGAスクール第二期における「情報活用能力」
・メディア・リテラシー教育
https://gakujoken.or.jp/ghp/gakujyoushi2025-05/
▼『学習情報研究』誌 編集委員長から
「学習情報研究」誌の編集委員長、 東京工業大学名誉教授の赤堀侃司先生からのお言葉をご紹介致します。
https://gakujoken.or.jp/ghp/sassisyoukai/
▼学情研の開発教材、STEAM教材活用事例のご紹介
☆「電子地図で考え分析しよう−地球を科学的に理解する−」(子どもゆめ基金助成事業(令和5年度)による開発教材)
私たちが過ごす日常はデータで表現することも多く、そのデータはいろいろな方法で収集され、集計されて、また提供されています。
このようなデータを地図の上でわかりやすく表現すると、自分たちの地域のことを読み取ることが比較的容易になってきます。
この教材では場所と紐づいたデータを電子地図上でわかりやすく表現する方法を学びます。
https://www.gakujoken.or.jp/R5gis.minnanomap/index.html
☆「楽しもう電子地図 わたしたちのカキコまっぷ」(子どもゆめ基金助成事業(令和4年度)による開発教材)
https://www.gakujoken.or.jp/R04kakiko/index.html
これまでに学情研が制作した子ども向け教材(教材開発・普及活動)はこちら
https://www.gakujoken.or.jp/ghp/yume.html
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【4】調査/研究/報告/
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▼「諸外国の教育統計」令和7(2025)年版
本統計資料は「教育指標の国際比較」の後継資料として、日本、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、中国、韓国の教育状況を統計データによって示したものです。
https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/syogaikoku/1415074_00023.htm
▼全国的な学力調査に関する専門家会議(令和7年度第2回)・調査結果の取扱い検討ワーキンググループ(第5回)合同会議 配付資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/200/siryo/mext_02112.html
▼教育・学習の質向上に向けた新たな評価の在り方ワーキンググループ(第2回) 配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/056/giji_list/1422801_00002.html
▼「各都道府県における高等教育の現状に関する調査研究」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1418420_00005.htm
▼小中学生の約4割が勉強や宿題にAIを活用!学習時の補助として、問題の解説や宿題の丸付けなどに利用
https://kids.nifty.com/parent/research/ai_20250502/
・小中学生の4割が勉強や宿題にAI活用―ニフティ調査 : 「作文の構成」「数学の問題解説」など
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h02426/
▼勉強と部活の両立に悩む保護者は58%!“リアルな声”から浮かび上がった対処法とは
https://bestjuku.com/shingaku/s-article/21276/
▼学力の土台は「国語力」だった 現役東大生100名調査で判明、“読書”と“対話”がカギに
〜書籍『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』発売を記念して、アンケート結果を公表〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000158563.html
現役東大生100名中、8割が答えた「学力の土台となる力」は? 不足していると他教科や思考力にも影響が
https://kosodate.mynavi.jp/articles/40524
▼中学校・高校教員60人が回答!学校の「英語教育での生成AI活用」に関する調査
期待する効果トップは「スピーキング練習量の増加」、悩みは「効果的な活用法」
一般社団法人HelloWorld
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000155476.html
▼スキルアップ研究所、「【2025年版】ビジネス英語に関する実態調査」の結果を発表
ビジネス英語学習による効果を6割が実感
株式会社 学研ホールディングス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007639.000002535.html
▼英語教育での生成AI活用、60%が試験導入を含めて授業やカリキュラム内で使ったことはない =HelloWorld調べ=
https://ict-enews.net/2025/05/30-hello-world/
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【5】事務局からのお知らせ
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▼会員募集
学情研では会員を募集しています
https://gakujoken.or.jp/%e7%a0%94%e7%a9%b6%e4%bc%9a%e5%93%a1%e5%8b%9f%e9%9b%86/
<研究会員>
研究会員になっていただきますと、次の特典があります。
1、情報教育に関して権威ある研究者の論文、実践事例・指導事例等の記事を満載した専門誌
「学習情報研究」(年間6回隔月発行で1,200円)を無料で提供します。
2、本財団が開催する情報教育セミナー等に参加費無料でご招待します。
3、本財団が制作した各種のCD教材を定価の半額で提供します。(但し送料は実費)
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次号は 6月10日(火)の発行を予定しています。
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