はじめに

2011年、東京都の小笠原諸島が世界自然遺産に登録されました。
小笠原諸島は、海洋島の発達過程を追うことのできる地球上唯一の場所であり、固有種が極めて多い独自の生態系を持ち、また、単位面積あたりの動植物の種類が多い、いわゆる生物多様性を保持する世界でもまれな島々です。

 本教材では、小笠原諸島のバーチャル探検を通じて、小笠原諸島の独自の生成過程、その結果生まれた独自の生態系と固有生物について学び、同時に、小笠原諸島の自然保護活動、エコツーリズム活動について学習できます。

 なお、本教材は、小笠原村観光協会理事・竹澤博隆氏の協力を受け、小笠原諸島における自然保護活動、子ども達の観察体験、エコツーリズム活動の様子、また、東北大学の千葉聡研究室のカタマイマイ現地調査の様子を写真・ビデオで収録し掲載しています。

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この教材は、日本ICT研究会が平成24年度子どもゆめ基金
(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受けて作成したものです。